海外、国内、色々な旅行に行く人たちがいます。

旅行に行くのが趣味の人たちは沢山います。その旅行、その旅行で特色が出るものです。

行って見たかった台北へ娘と贅沢旅行

今度高校生になる娘と一緒に、春に台北に行ってきました。飛行機でおよそ4時間。この旅行の目的は、娘が頑張って志望校に合格したお祝いと、中学校生活色々ありましたが、頑張って卒業できたことへの労いでした。いつも旅は節約旅行が多く、ケチケチしたお金の使い方をしています。例えばスーパーの懸賞で当たったエントランスの日帰り旅行では娘の分だけは何千円かは支払いましたが、自分の分は食事代やアクティビティ代・バス代も全て無料で楽しむことが出来ました。これはこれで十分楽しかったのですが、今回は娘の学業と私の仕事のモチベーションを上げるために、ちょっと贅沢な旅にすることにしました。ホテルで中華料理のフルコースを食べたり、ホテルのエステを受けたりしながら、すっかり日常を忘れる良い時間となりました。

旅5.jpg

今回、台湾に行ったら絶対に行こうと思っていたのが、九分と十分でした。夜の九分は、赤い色の提灯がからりと並び、とても幻想的でロマンチック。石段が多く、少々天気も悪かったので登るのが大変でしたが、とても素敵な場所でした。有名な喫茶店で、ゆっくりとウーロン茶を飲みながら、ほっとする時間も素敵。娘とこうやってふたりで色々な話ができる幸せを感じました。

スタッフの方も日本語がうまく優しいので、本当に癒される時間となりました。十分は、願いを書いた赤いランタンを挙げたくて足を運びました。たくさんの観光客の方がいて、歩くのが大変でしたが、こちらも貴重な体験をすることができました。夕方薄暗くなった空に、複数のランタンが登っていく様は、とてもロマンチックでした。私たちが食べたのは、小籠包。そして、ホテルの中華料理コース。一度、ルームサービスを試してみたかったので、夜にクラブサンドを注文。こちらも美味しかったです。

3泊4日の旅中、毎日足つぼやマッサージ、エステを受けました。個人的に、一番良かったのは足つぼでした。日本でも何度か受けたことがありましたが、台湾の足つぼは無駄がなく的確にツボを押してくれます。また、釈迦頭というフルーツを初めて食べたのですが、世の中にこんなにも美味しいフルーツがあったのかと思うほど感動的に美味しかったです。例えるなら、マンゴーと洋ナシを足したような味です。なんだかんだ言いながらも、この度で食べたものの中で、釈迦頭が一番美味しかったと思っています。

他に、二人で変身写真を撮りました。どんなふうになるのかとてもワクワクしたり緊張したりしましたが、こちらも面白い体験となりました。私はドレスを着て金髪のかつらをチョイス。メイクも本格的でした。娘は、シックな服と赤いかつら。とても気に入ったらしく、本当に喜んでいました。帰国してからしばらくたってできた写真が届けられたのですが、素敵な写真となっていて、大変満足しています。

子供がまだ小学生だった頃、一度家族で台湾に行ったことがあったのですが、このときは私にくっついて離れませんでした。しかし、今回の旅は違いました。スタッフの方などに質問があると、中学校で習った英語を駆使して一生懸命コミュニケーションを取ろうとしていました。その様子を見て、私は思いがけず胸がいっぱいになりました。学校で勉強したことが、ちゃんと生きるのだという経験をさせてもらったことは、娘にも私にとっても忘れられない記憶となりました。

旅行中、怖かったことはそれほどありませんでしたが、タクシーに乗ったさいに、一度目的地ではない場所に降ろされたことがありました。私の説明が悪かったのか、他に理由があるのかわりませんが、このときは焦りました。すぐに別のタクシーに乗って、目的地にまで行くことができましたのでそれほど問題はありませんでしたが、初めての経験だったので少々不安になりました。もう少し言語を勉強しておくべきだと反省しました。ただ、台湾の方は親切な方が多かったので、とてもうれしかったです。

カテゴリー:

子供とふたりで夢のカナダ&NYへ

子供の夏休み、8月に子供と二人で、カナダとアメリカのニューヨークとボストンに行きました。カナダにいる時主人も途中参加して1週間位一緒でした。主人だけ仕事があるので1週間後カナダから帰国しました。全員全行程飛行機を使いました。目的は観光です。カナダでは山やアウトドアなど、自然を楽しみたいと思っていきました。ニューヨークはベタな観光を子供にさせてあげたくて行きました。ボストンはワシントンと迷ってついでに行きました。

ニューヨークはいかにも観光客が行くような所を回りました。子供は1日に沢山行動できないので、1日に1つか2つの観光地を回りました。ある日はセントラルパークで自転車に乗って回りました。近くの持ち帰り弁当を買って食べました。映画でもよく出てきているので子供もよく知っていました。

旅4.jpg

参加したオプショナルツアーはバスツアーです。子供が歩くのが疲れたので、急遽ルーフトップの周回バスツアーに乗りました。マンハッタンを一回りしてくれます。また、同じ系列のバス会社で乗り換えればハーレムやブルックリンも回ってくれました。風にあたりながら座っていれば街の様子が一通り分かりますし、子供の体力も温存されたので助かりました。

ニューヨークでは自由の女神のクラウンに行きました。自由の女神のトップの所です。こんな辺鄙な所は子供を連れて観光でなければ二度と行かないだろうと思い、行きました。日本で4か月以上前から自由の女神のチケットを購入しました。本当にすぐチケットが埋まってしまうので、行きたいと思った日より2日後の予約を入れました。

当日は船に乗って自由の女神のいる島へ向かいました。島へ着いたら、ガイド用の機器をクラウン行きの人はもらえなかったので、ストレートにクラウンに向かいました。荷物をロッカーに預けて、カメラと水だけ持って中に入りました。自由の女神の中は空洞で、監視の方や監視カメラもたくさんありました。空調や明かりもしっかり整備されていて、涼しかったです。

らせん状の狭い階段を登り切ったときに丁度女神のおでこにあたる部分に到着しました。幅は畳2畳もない位、長さも3畳ない位。監視員3人もいて、私たち2人だったので、結構窮屈でした。高さも身長190cmあると頭がついてしまうのではないかと思いました。ただ、そこの窓からの景色はよかったです。マンハッタンをこの位置のこの高さから見られるのかと感動しました。また海の方をみるといかにも自由を象徴するような、ここから自由の国アメリカですというのを感じさせられました。

最近のアメリカのチップ事情が分からず困っています。小さい頃からアメリカに行くとチップを渡していたので、渡すものだと思っていました。子供が生まれてから行ったハワイは常にチップを渡していたのですが、皆受け取るのでこれでいいのかと思っていました。ニューヨークでは初日からベットメイキングのチップが受け取られずに残っていました。

子供にもチップの習慣を知ってもらおうと思いました。ボストンのホテルでチェックアウト後スーツケースを預けて観光に出かける日がありました。預ける時と受け取る時にチップを渡すものだと思っていました。受け取りの時に子供にチケットとチップを持たせてスーツケースを取りに行かせて私は遠くから見ていました。

子供が渡すとボーイさんが一瞬止まってにっこりして、これは要らないよみたいなチップを子供に返す仕草をしていました。そして周りのボーイさんもクスクス笑ってスーツケースを子供に渡してくれました。何に笑われたのか、子供にチップを渡させてはいけないのか、今まで私も受け取ってもらえなかったから日本人は今時のチップ事情を知らないと思われたのか。いずれにしても私の恥ですが、困りました。

カテゴリー:

行って見てみたかった、ランタンフェスティバル

今年の2月17日、長崎のランタンフェスティバルに行きました!妹と早起きして、大分駅からバスで長崎駅まで行き、路面電車で中華街に向かったのですが、想像以上に観光客で溢れていてびっくり。それでも活気が溢れている中華街は綺麗で、長崎市内あちこちに赤い提灯が飾られいて、「ここ本当に日本?」と思ってしまう異世界な場所もありました。私達が長崎に着いたのは11時で、まだまだランタンフェスティバルが盛り上がるまでに時間がかかるので、長崎孔子廟とグラバー園に行ったのですが、非現実的な景色ばかりで夜まであっという間に時間が過ぎていきました。

長崎市は歩いていける距離に観光地があるのが一番の魅力だと思います。最初は路面電車で新地中華街に向かい、角煮まんと小籠包、ゴマ団子を妹と食べました。やっぱり冷凍の角煮まんと全然違う…。美味しすぎて2人でゆっくりと味わいました。(笑)そのあとは長崎孔子廟に向かって変面ショーを少しだけ観覧し、グラバー園まで歩いていきました。

グラバー園には可愛い洋風の家やヤシの木があり、海外の雰囲気を楽しめました。どこを撮ってもインスタ映えするので、もう私たちは必死です(笑)やっぱりランタンフェスティバルの期間なので、人が多くて写真を撮るにも観光客が映ってしまう感じだったのですが、逆に外国人観光客に溢れていて、異国の雰囲気を楽しめたので思い出になりました。

また、グラバー園に行くまでに、スカイロードという長いエスカレーターがあるのですが、長崎市内の絶景を見ることができます。手前には昔ながらの小さな家があり、その先には海と高い建物があって、長崎ならではの綺麗な景色でした。

長崎の観光地も楽しかったですが、やっぱりメインのランタンフェスティバルは最高でした!新地中華街の周りに7か所の会場があり、明るい時間からぎっしりとイベントが積み込まれているので、私たちは「何時にここに行って、ここで休憩しよう」と、目当てのイベントを見られるように細かく計画していきました。

やっぱり変面ショーと中国雑技団は感動です。正直、時々誰にでもできちゃうんじゃないかっていう技もあるのですが、そこを周りの観光客の「できるかな…?上手くいくかな…できたーーーっ!」という緊張感と団結力みたいなものが場を盛り上げて、終始テンションが上がっていました。そして暗くなるとランタンが綺麗に光り、長崎駅に戻るまでずーっと中国の雰囲気に浸ることができました。

Twitterでは「まるで千と千尋の神隠しの世界だ」というツイートが話題になったくらい、路面電車から見る市内の景色は、異世界でした。私と妹は人混みが苦手なのですが、この日だけは外の景色に夢中で人酔いしませんでした。

旅3.jpg

「新地中華街の周りの観光地は大体歩いていける距離にあるから大丈夫でしょ。」という考えが、私たちの最大の失敗でした。タイミング悪くwifiの接続がおかしくなり、スマホのマップもまともに見られない状態で、新地中華街から長崎孔子廟、長崎孔子廟からグラバー園に向かったのですが…。確かに歩いていける距離だし、実際に徒歩で向かっている観光客もたくさんいました。ただ、私はまさかこんなに歩くとは知らず、この日ブーツを履いてしまっていたのです。

「もう疲れた~とりあえず路面電車乗っていたら絶対たどり着いたって~」「いや、わざわざ路面電車使わんでもすぐ着くやろ。」と、妹とゴタゴタ言い合いながらグラバー園までたどり着くことができましたが、やっぱり路面電車での移動計画もきちんとするべきでした。来年行くときは路面電車に乗ってどこで降りるか、効率よく移動できるように計画しようと思います。そしてオシャレを優先してヒールの高いブーツを履くのは、絶対に避けた方がいいですね。(笑)

カテゴリー:

憧れの寝台特急カシオペア

父と一緒に寝台特急カシオペアに乗車するため、岐阜から札幌に飛行機で向かいました。季節は紅葉の深まる秋、9月頃です。電車が大好きだった私は、何気なく手に取ったパンフレットの中に寝台特急のページを見つけ、両親にねだりました。当時は高校3年生で国立大学受験も近づいている中での旅行です。チケットはなかなか取れなく、予約キャンセル待ちが普通でした。父とJRのチケット売り場に行った時もまさかあるとは思いませんでしたが、何と目の前でキャンセルが出たようです。学校の社会見学と重なっていましたが、すぐに申し込むことにしました。

寝台特急カシオペアは札幌が始発です。わたしたちは岐阜県に住んでいたので、まずは飛行機で札幌に向かいます。自分の費用はすべてお小遣いで賄うという我が家の方針がありましたので、札幌で最初に食べたのはセブンイレブンの肉まんです。でも、夜風を感じながら食べた温かい肉まんは格別でした。

翌日に寝台特急に乗車する予定でしたので、夜は北海道名物、ジンギスカンを堪能しました。食べ盛りの頃でしたので、ジンギスカン食べ放題のお店に入り、ひたすら食べていました。淡白な味で初めて食べる食感に感激です。
その後、藻岩山という夜景がきれいな山へ登りましたが、私たちはバスがあることを知らずに札幌駅から5Kmも離れている山に徒歩で歩いていきました。高い山から見る札幌の景色のすごさは言葉で言い表せないぐらい綺麗だったことを今でも覚えています。

 

旅の主役の寝台特急、カシオペア。平成生まれの私は深夜の列車に乗車することは人生で初めてです。カシオペアはすべて個室になっており、部屋に入ると大きな窓から景気を一望できます。だんだんと海に沈む太陽、そして明かりが街を照らす中、線路を走るという体験は、当時の私に衝撃でした。

寝台特急にも関わらず、ほとんど一睡もできませんでした。父も大変興奮していたようで、1時間おきに起きては景色を見て、親子の時間を楽しんでいました。カシオペアの魅力は展望車があること。深夜になるとほとんどのお客は寝てしまい、展望車は静まり返っています。父と一緒に展望車に行き、先頭車両の連結を見たり、旅ノート(列車に置かれている乗客が書く記録ノート)に思い思いのことを書いてきました。ベッドの上から流れゆく駅を見て、勉強詰めだった毎日から解放された瞬間でもあります。同時に北海道大学を見学し、受験の動機づけを得たことも嬉しいことです。

カシオペアの旅も終盤に近付いてきました。上野駅が最終益でしたが、少し寂しく感じたことを覚えています。当時、寝台特急は次々と廃止になっていきました。北斗七星、カシオペア、トワイライトエクスプレス。もう今はすべて廃止になってしまいました。上野駅に到着し、カシオペアを見送った後、街を散策しました。

東京には路面電車があり、それも見ていく計画で、その後は夜行バスで名古屋へ帰る弾丸旅行でした。疲れが強烈に貯まっていたせいか、何度か鼻血を出してしまいました。突然、出血してしまったのでもう大変。慌ててトイレに駆け込みましたが後処理は大変で、服が汚れなかったのだけが不幸中の幸いでした。

おまけに日曜日。東京駅の日曜日は、お店の閉店も早いのです。午後8時にはほとんどシャッターが下りてしまいました。深夜0時発の夜行バスだったので、どうすればいいのか分かりません。人がいっぱいいて座るところもありません。それで持っていたビニールシートを広げて、東京駅のそばで地面に寝そべり、仮眠をとりました。夜行バスがつらかったのは言うまでもありません。でも、今振り返るととてもいい経験をしたと思っています。

旅2.jpg

カテゴリー:

憧れのマンハッタンへ

夏に姉と一緒にアメリカのニューヨークへ行きました。おもな旅行目的は市内観光です。移動手段は自宅から空港(羽田)まではタクシー、羽田空港からニューヨークJFK空港までは飛行機(アメリカン航空)、市内観光は地下鉄とタクシーを利用しました。ニューヨークの主要な観光スポットを訪れる以外に、美術館、博物館、ミュージカル鑑賞、ショッピング、グルメなども旅行の目的でした。旅行日程は7日間でしたが、初めてのニューヨーク旅行を充分満喫することができました。

観光で訪れた場所は、タイムズスクエア、セントラルパーク、5番街、ウォール街、グラウンド・ゼロ(9.11メモリアル)、エンパイアステートビル、自由の女神、グリニッジヴィレッジ、ソーホー、リトルイタリー、中華街、ハーレムなどです。マンハッタンを中心に観光しましたが、それほど広いエリアではないので各観光スポット間は徒歩や地下鉄、タクシーを使ってスムーズに移動できました。

マンハッタンは道路がいつも混んでいるので、昼間は徒歩と地下鉄の移動が良いと思いました。訪れた施設はメトロポリタン美術館、MOMA、アメリカ自然史博物館、国連本部、ロックフェラーセンター、ガーシュウィン劇場(ブロードウェイ)などです。ニューヨークは美術館がとても充実しており、時間が許せば何度でも訪れたいと思いました。オプショナルツアーは「あっとニューヨーク1日市内観光」に参加しました。

旅行中にとても良かったのが、初日にオプショナルツアーの「あっとニューヨーク1日市内観光」に参加したことです。初めてのニューヨークを1週間の日程で効率よくまわるために、最初に主要なスポットをひととおり観光して全体のイメージや距離感を掴むことができたのが良かったです。

旅1.jpg

ツアーはニューヨークに行ったら絶対に訪れたい場所(自由の女神など)を効率よく見学できて、徒歩と車とフェリーで周りましたが、ガイドさんが驚くほど知識豊富で話も面白かったのでとても楽しい時間を過ごすことができました。このツアーでニューヨークの全体像がおおまかに掴めたので、翌日以降の観光では移動や時間の使い方がとてもスムーズにできました。

また楽しみにしていたショッピングやグルメは、タイムズスクエアや5番街を中心に、百貨店のSaks Fifth Avenueや有名なステーキハウスWolfgang's Steakhouseなどに行きました。Wolfgangのステーキは評判通りのおいしさでとても感動しました。ボリュームも凄くて2人では食べきれず帰りにテイクアウト用に包んでくれたのもうれしかったです。

旅行中に怖かったのは夜の地下鉄の利用です。昼間は人も多く特に危険は感じませんでしたが、夜の地下鉄は女性だけだと狙われやすいと噂を聞いていたので、地下鉄は避けてタクシーを利用することにしました。ただタクシーの場合、中心部の道路が渋滞していてなかなか先に進まないこと(ひどい時は横を歩いている人と同じくらいのスピード)、手を挙げても他の人に拾われてしまってなかなか乗れないのがネックでした。タイミングが大事なようで、何度もスルーされてしまいました。

タクシー運転手は移民系の人ばかりでしたが、特にボッタクられることもなくホッとしました。ニューヨーク旅行全体を通して感動したのは、「ニューヨークはどんな人でも受け入れるような寛容な街」だということです。世界中の移民から構成される多国籍な街ニューヨーク。言葉も文化も人種も、音楽も芸術も食事も、どれをとってもこの街は多種多様で、これが一つの街とは思えない懐の深さを感じました。私たち旅行者もニューヨークの街を構成する一部だったと思いますが、どんな人でも受け入れるような寛容な雰囲気こそがニューヨーク最大の魅力だと思いました。

カテゴリー:

  
Copyright © 2016 ホテルのエントランスでその旅行がわかる . All rights reserved